犬の椎間板ヘルニアの治療に鍼灸を取り入れましょう

鍼灸が椎間板ヘルニアの治療に効果がある

犬の椎間板ヘルニアの治療に戸惑っている飼い主様、鍼灸治療を取り入れてみませんか。

高齢だから手術したくない、他の疾患があるから手術が難しい、副作用が怖いから薬を飲みたくない、高額な手術費に抵抗がある、もっと自然な治療を、など様々な理由から代替療法を取り入れることがあります。

鍼灸治療はその代表的なものの一つです。実は私が動物の鍼灸を行おうと思ったのも、幼少期に飼っていた犬(シーズー犬)が椎間板ヘルニアのグレード3になり、知人の鍼灸師(人相手の鍼灸師ですが)に治してもらった思い出に依るところが大きいです。

動物鍼灸とは https://www.mofhariq.website/?page_id=3

以下は椎間板ヘルニアの概要です。

椎間板ヘルニアとは

椎間板ヘルニアは頸部から腰部に出現する比較的よく遭遇する疾病です。
好発犬種はミニチュア・ダックスフント、トイプードル、シーズー、ビーグル、フレンチブルドッグなどです。
椎間板とは椎体と椎体の間にある軟骨で、衝撃を吸収するクッションの役割をしたり、背骨の繋ぎ目としての役割があります。
この椎間板が変形して神経側に飛び出して神経を圧迫することによって起こる椎間板ヘルニアは症状の程度から5段階のグレードに分けられ、数字が大きくなるにつれて症状が重くなります。

グレードの大まかな目安

高額な手術

このようにグレード4〜5は内科的治療(投薬)での寛解率が低いことから、外科手術を選択されることが多いです。
ただ、大掛かりな手術となることから料金も高く(数十万〜百万円)、行える動物病院も限られるため飼い主様の負担が大きいです。
さらに、ワンちゃんにとっても手術自体が身体的負担があり、さらにしばらく入院することが場合が多いので、精神的負担も大きいと言えます。

一方、鍼灸での治療は一回目の治療ですぐに効果が出る子も多く、もちろん通院ですし、その後継続で定期的に通ったとしても数万円ですみます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です